遅咲きの本の蟲で、奇譚好き。故郷は浜北(現浜松)。たまに手製本修行。
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帝都探偵絵図シリーズ
読みたい本リストに長いこと入れっぱなしだった作品。
優しい雑誌記者の里見高広と、天才絵師の有村礼が中心の短編集。
礼は高広が訳してくれるストランドマガジンのシャーロックホームズが大好きで、
「僕がワトソンでお前がホームズだ。さあ謎を解け」
と言っては身の回りで起こった謎やトラブルを解決さていくというもの。
明治とホームズが好きな私にはたまらない。
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あの有名人たちも何人か名前が出てくるので一部をご紹介。

明治四十年に開催された東京勧業博覧会は上野公園及び不忍池のほとりを会場とし、三月二十日から七月三十一日までの約四ヶ月間開催された。
オブザベーションホイール―いわゆる観覧車は、この博覧会の余興として第一会場の竹の台、第二会場の池之端にそれぞれ一基ずつ造られた。
-中略-
夏目漱石が新聞連載中の小説にも取り上げたりと、東京市民の話題をさらった観のある大型遊戯機械は、博覧会終了後、浅草六区に移設されていた。

(『人魚は空に還る』第三話 人魚は空に還る)

「有村先生。私はいつか人魚の話を書こうとおもっているのです。ですからもし―」
熱を帯びた目で言いかけた小川の言葉を・・・
-中略-
「私の筆名は、これなんですよ。『夜明け』という意味なんです」
ああ、と高広は思い至った。「未明」という名はかの坪内逍遥がつけたものだという。

(『人魚は空に還る』第三話 人魚は空に還る)

―父上の知り合いで柳田さんってヒトがいるんだけどね」
まだ三十代だが、民間伝承やそれぞれの土地に根づいた生活様式や風俗に強い関心を持っている。

(『人魚は空に還る』第四話 怪盗ロータス)
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by origanese | 2012-06-23 23:53 | BOOK | Comments(0)
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